二つの大きなしるし
こんにちは、にーたろーげ です♪
このところ、イスラエルとハマスの戦いが連日メディアで報じられましたね。
中東といえば、いつもドンパチやってるコワイところ・・・というイメージがありましたが、クリスチャンとして終末論を学ぶうちに、イスラエルという国がいかに聖書の土台であり、終末を読み解くカギになるかということが分かりました。
今回の争いはなぜ起きたのか、終末預言に描かれる「患難時代」の予兆なのか、さまざまな情報に惑わされないよう、聖書を開きながら学んでいこうと思います。
ハマスとは何か
日本では、この紛争を「イスラエル 対 パレスチナ」と報道されることが多いですが、これは国同士の戦いではなく、「イスラエル軍 対 テロ組織」です。
ハマスとは、パレスチナ占領地で反イスラエル闘争を続けるイスラム原理主義組織。名称はアラビア語の「イスラム抵抗運動」(Haraka al-Muqawama al-Islamiya)の頭文字を並べたもので、1970年代後半「ムスリム同胞団」(1928年にエジプトで設立)を母体に社会活動団体として発足。
イスラミック・ジハードとは、パレスチナ自治区、イスラエル、レバノン、シリアで活動するテロ組織。イスラム法に基づくイスラム国家建設を目的とする「ムスリム同胞団」から、1970年代に分派した武装組織。
このハマスとイスラミック・ジハードという二つの「イスラム原理主義組織」が、今回の無差別テロをくわだて、イスラエルにロケット弾を撃ち込んだのです。
イスラエルの反撃
↓↓ イスラエルとガザ地区の地図
5月16日までの報道では、
ガザ地区から、3000千発ものロケット弾がイスラエルに撃ち込まれました。しかし、ハマスが使用したイラン製のロケットは性能が悪く、その1/4は地元に落下し、ガザ地区に住む女性や子供たちがたくさん犠牲になってしまいました。
一方、イスラエルまで届いたロケット弾は、迎撃ミサイルアイアンドームによって9割ほどが撃ち落とされました。しかし、以前よりもロケット弾の射程距離がグンと伸びていたため、今後は主要都市に着弾する恐れがあると懸念されています。
アイアンドームは 2011年に実践配備が始まった防空システムで、長距離ロケット弾、迫撃砲弾といった射程4㎞~70㎞の兵器を着弾前に迎撃する事が可能です。
出典:迎撃成功率9割。イスラエルのミサイル防衛システム「アイアンドーム」とは?(dragoner) - 個人 - Yahoo!ニュース
↓↓ イスラエルのアイアンドーム
なぜイスラエルを攻撃?
現在、パレスチナを支配しているのは穏健派のファタハですが、ハマスの真の狙いは、自分たちが全パレスチナ人の支持を得ることでした。
東エルサレムという聖地にはもともとパレスチナ人が住んでいましたが、近年はイスラエル人が移住して、実効支配するようになりました。パレスチナ人は「家賃を払っていなかった」などの理由で、裁判所から立ち退きを迫られていたのです。
そして、ある事件が起きました。
東エルサレムでは、イスラム教徒の大切なラマダン(断食)が行われるのですが、そこでパレスチナ人とイスラエル警察が衝突し、負傷者が出てしまったのです。パレスチナ人の怒りが頂点に達したところへ、ハマスがうまく乗っかりました。
「イスラエルをやっつければ、俺たちが英雄 になれる!」とね。
ハマス戦法「人間の盾」
ハマスは、ロケット発射台をわざとガザ地区の「子供の遊び場」や「病院」などに設置し、イスラエルが反撃すれば民間人が巻き込まれるという戦略をとりました。自国民の命を守るどころか、殺しても何とも思わないのがテロ組織なのです。
イスラエル軍は、反撃する5時間前にパレスチナへ「避難通告」を出しました。しかしハマスは、自国の民間人を拘束して避難できないようにしたのです!!
これが「人間の盾」というハマスの戦法であり、国際法では立派な戦争犯罪です。
イスラエル軍は、敵に手の内を見せてでも民間人を守ろうと努力しましたが、反撃しなければやられてしまうので、自衛権に基づき、やむなく5時間後に反撃を開始しました。これにより、子供を含むたくさんの民間人が犠牲になりました。
聖書の預言と終末
さて、聖書には「終末預言」が描かれており、現在は限りなくそのときに近いと解釈することができます。これに関連する聖句を、ひとつ見てみましょう。
ダニエル 9:27 彼は一週の間、多くの者と堅い契約を結び、半週の間、いけにえとささげ物とをやめさせる。荒らす忌むべき者が翼に現れる。ついに、定められた絶滅が、荒らす者の上にふりかかる。
↓↓ 上の聖句を図にしたもの
https://www.youtube.com/watch?v=oPKeqAuJhh0
聖書に描かれた「終末」とは、すべてが消滅して0になるという意味ではなく、人間が支配する時代が終わり、キリストが支配する世界が始まるということです。
この、夢のような新世界を「千年王国」といいます。
しかし、その前にとても恐ろしい「患難時代」を通過しなければなりません。これまで人類が経験したことのないような、地震、津波、噴火、雹、パンデミック、戦争などが世界に襲いかかり、人口は1/4以下に減ってしまいます。
こんな苦しい患難時代を、なんとか回避できないものでしょうか・・・
実は、一つだけ神さまが用意した方法があるのです!
患難時代の前には、必ず「二つの大きなしるし」があります。
- ロシア・トルコ・イランがイスラエルに攻め込む(エゼキエル戦争)
- 本物のクリスチャンたちが、生きたまま天に挙げられる(携挙)
- 反キリストとイスラエルが契約を結ぶ(患難時代の始まり)
- 反キリストが自ら「神」を名のり、礼拝を要求する(中間点)
- イスラエルと、全世界の最終戦争が起こる(ハルマゲドン)
- キリストが再び地上に現れ、反キリストをやっつける(再臨)
- イエス・キリストが支配する世界の始まり(千年王国)
- 悪魔サタンが、火と硫黄の池に投げ込まれる(ゲヘナ)
- 神と共に暮らす、新しい天と新しい地(聖なる都エルサレム)
そう、エゼキエル戦争と携挙です。
この二つはどちらが先に来るか分かりませんが、「携挙」が起こると、本物のクリスチャンたちは患難時代を通過することなく、天に避難させられるのです。
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エゼキエル戦争の予兆
では、「エゼキエル戦争」はいつ起こるのでしょう?とても気になりますね。
まずは現在の中東情勢を見てみましょう。
↓↓ 中東の地図
イスラエル周辺には、ハマスを支援するイラン、トルコ、カタールがあります。さらに、不安定な情勢を利用しようとする中国、ロシアも糸を引いています。
とりわけイランにとって、イスラエルとアラブ諸国が和平条約を結んだことがたいへん脅威だったため、ハマスにロケット弾を提供してテロに協力しました。
つまり、今までは考えられなかったロシア、イラン、トルコが同盟を結び、イスラエルに攻め込む日(エゼキエル戦争)は、刻々と近づいていると言っても過言ではありません。イスラエルは間違いなく、国防上の危機に直面しているのです。
こんなとき、もしも「あなた方を守って差し上げますよ」と名乗りでる者(反キリスト)が現れたら、イスラエルは喜んで契約を結ぶのではありませんか?
まさにその日が、「患難時代」の幕開けです。
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おわりに・・・
イエスさまが支配する「千年王国」って、どんなところなのかなぁ (´▽`*)
その先にある「新天新地の聖なる都」って、どれほど美しいんだろう!!
想像するだけでワクワクしますね ♪ クリスチャンに与えられた命は「永遠」ですから、この世が終わっても、落胆することは1ミクロンもありません。
でも・・・辛く苦しい「患難時代」に、大切な家族や友達を残して自分だけこつぜんと姿を消してしまうのは、心残りでなりません。だからこそ私たちクリスチャンは、多くの方々にこの恵みを知ってもらいたくて、発信を続けるのです。
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聖書のみことば
~いのちの書に名のある者だけが入る都~ 黙示録 21・18~22
その城壁は碧玉で造られ、都は混じりけのないガラスに似た純金でできていた。都の城壁の土台石はあらゆる宝石で飾られていた。第一の土台石は碧玉、第二はサファイヤ、第三は玉髄、第四は緑玉、第五は赤縞めのう、第六は赤めのう、第七は貴かんらん石、第八は緑柱石、第九は黄玉、第十は緑玉髄、第十一は青玉、第十二は紫水晶であった。また、十二の門は十二の真珠であった。どの門もそれぞれ一つの真珠からできていた。都の大通りは、透き通ったガラスのような純金であった。私は、この都の中に神殿を見なかった。それは、万物の支配者である、神であられる主と、子羊とが都の神殿だからである。