自衛隊は軍隊なの?
こんにちは、にーたろーげ です♪
partⅠ、partⅡ、partⅢでは、マッカーサーの復讐や、日本国憲法の成り立ち、憲法改正の是非についてシェアしてきました。いよいよ最終回では、自衛隊が置かれている立場と、目の前に迫る日本の危機についてお伝えします。
partⅠの記事は、こちらです ↓↓
partⅡの記事は、こちらです ↓↓
partⅢの記事は、こちらです ↓↓
自衛隊の誕生
さて、第二次世界大戦が終わってからしばらくすると・・・
世界ではとんでもないことが起こり始めました。
<共産主義の強制>
- ソ連が共産革命を成功させて、東ヨーロッパの国々を子分にする。
- 東アジアでは、中国大陸が共産主義化する。
- 北朝鮮の金日成が、韓国を共産主義にするために朝鮮戦争を始める。
朝鮮戦争が始まると、北朝鮮の軍隊はどんどん韓国に攻め込みました。それを押し返すために、日本にいた米軍はすべて朝鮮半島に派遣されました。その結果、日本の軍事力はゼロになり、ガラ空きの状態になってしまったのです。
もし、この状態で共産主義の工作が始まったら、日本までもが共産国家になってしまうかも!そこでマッカーサーは、日本人に「警察予備隊」を作らせました。
これが、のちに 警察予備隊 ⇒ 保安隊 ⇒ 自衛隊 となります。
アメリカは、それまで「日本は自衛権を持ってはならない。」と言っていたのに、目の前に共産主義の波が押し寄せてきたとたん、「日本には自衛権がある。そして共産主義の防波堤にしなければならない!」と、方針をくつがえしたのです。
・・・ここでもう一度、日本国憲法9条 第2項を見てみましょうか。
【第2項】 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
日本は、自衛権を持っても良いことになったのに、憲法には戦力は持てないと書いてあるという、なんとも宙ぶらりんのまま今に至っている・・・
これが、「自衛隊」の置かれている立場なのです。
目の前に迫る日本の危機
さて、自衛隊はわが国を守るために戦力を使えない状態にある中、今、日本の周りではいったい何が起きているでしょう?これはぜひ、動画でご覧ください。
↓↓ ごうちゃんねる(2021/03/20アップ)
おわりに・・・
4回に渡り、日本国憲法と自衛隊の立ち位置についてお伝えしましたが、いかがでしたか?自分は元自衛官でありながら、知らないことがたくさんありました。
私は定期的に、ある夢を見ます。
ときは戦時中。外はたくさんの銃弾が飛びかっています。そこへ音楽隊の仲間たちが次々と突進して行き、いざ自分の番になったときに目が覚めるのです。
音楽隊員といえども、自衛官として実弾の射撃訓練は欠かせません。実際の威力を知っているからこそ、銃を扱うときはいつも命がけでした。訓練の目標は「的」ですが、もし相手が「人」だったら、自分は引き金を引けるのだろうか・・・
これは、自衛官であれば誰しも一度は思うことではないでしょうか。
日本国憲法の改正・・・これは非常に難しい問題ですね。私はどうしても自衛官が身内のように思えてしまうので、誰一人命を落としてほしくありません。
しかし、周辺国が軍事力で攻めてきたとき、自衛隊が日本を守れなかったとしたら、あなた自身やお友達、そしてご家族がウイグルのようなジェノサイドを受ける日も近いかも知れません。みなさんは、どのようにお感じになりますか?
最後までお読みくださって、ありがとうございました (^_-)-☆
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聖書のみことば
わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合うこと、これがわたしの戒めです。人がその友のためにいのちを捨てるという、これよりも大きな愛はだれも持っていません。