アドバイスにイラッ
こんにちは、にーたろーげ です♪
カップルのみなさん、寒くなって参りましたがいかがお過ごしですか?
男性「なんだよ!君のためを思って解決法を考えてあげたのに!」
女性「大きなお世話よ!別に解決してくれなんて頼んでないし!」
男性「じゃあなんで俺に相談したんだ?」
女性「聞いてほしかっただけ!!」
あららら💦不穏な空気ですね。
共感を求める女性と、解決を求める男性。異性同士はそういうもんだと分かっていても、毎日の繰り返しだと「あ~~めんどくせぇ!」ってなりますよね。
なんとか、上手に話を嚙合わせる方法はあるのでしょうか。
男性脳と女性脳の誤解
男性と女性は脳ミソのつくりが違うと聞いたときは、妙に納得でした。
しかし、東京大学大学院総合文化研究科准教授の四本裕子(よつもと ゆうこ)さんは、こんな風におっしゃっています。
「間違った心理学で、男性がこう、女性がこうとか、世の中ではよく言われていますね。例えば、男女の脳の違いとして、男性の方が左右の脳の連携がよくないとか。これには、元になった論文がありまして、1982年に『サイエンス』誌で発表されています。男女それぞれ、脳梁の太さを測ったら、女性のほうが太かったと。でも、この論文のデータは男性9人、女性5人からしかとってないんです。それだけで、女性のほうが左右の脳の連絡がよくできてるっていう結果にしている。そもそも信頼性がないし、その後、いろいろな研究者が再現しようとしたんだけど、結局できてません。今さすがにこれを信じている脳科学者はあんまりいないんですよ」
あらら、脳科学者さんはあまり信じていないんですね~~!!
では、どうして男性はアドバイスをしたがる人が多く、女性はアドバイスを煙たがる人が多いのでしょうか・・・もう少し深堀りしてみたくなりました。
男性側の言い分
すみません、見知らぬ男性に聞いて歩く勇気がないので、夫に聞きました。
- 君のやることは危なっかしくて見ていられないんだよ。
- 相談されたら、解決策を提示するのが普通じゃないの?
- 君のためを思って言っているんだよ。
こうして見るとたしかに筋が通っていますね。悪気もないし、むしろ善意で言っていることがよく分かります。それにしても、信用ないなぁ・・・(笑)
女性側の言い分
こちらも、見知らぬ女性に聞いたら引かれそうなので、私個人が感じることです。
- なんかさー、上から目線で命令されるのが気に食わない!
- 解決策なんて自分で考えるから、今の気持ちを慰めてほしい。
- 私のことをもっと信用してくれない?
こんな感じです。善意のアドバイスが、もはや「上から目線の命令」へと脳内変換されています。これでは噛み合うはずがありませんね・・・(笑)
セキセイインコの子育て
昔、インコのつがいを飼っていました。初めての飼育だったのでどうして良いのか分からず、雛が生まれたときにパパを別のケージに移動させてしまいました。しかし、穏やかな個体であれば雄雌一緒に子育てをするんですね。パパごめんよ💦
(鳥を診てくれる専門の病院が近くにあれば、相談するのが一番ですね。)
ママは一人で雛を育てながらどんどん痩せていったので、とても心配でした。
ところが雛が自分で餌をついばめるようになったとたん、ママが雛を露骨に突き放すようになったのです。「アタイの餌をとるんじゃねぇワレイ!」と言わんばかりに、餌箱を占領する鬼婆っぷり。このときが巣立ちのタイミングだったのかな?
パパはずっと穏やかに隣のケージで見守っていましたが、外に出してあげるとすぐに家族のところへ飛んで行き、喜びのダンスを踊っていました (#^^#)
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人も、多かれ少なかれ「自立した大人になりたい」という願望を持っています。
産まれたての赤ちゃんは親の保護が必要ですが、成長するにつれて自立心が芽生えてきます。このときにいつまでも子ども扱いされるとこじれてしまいますね。
さらに成長過程で男の子は強くて頼りがいのある人に、女の子は優しくて家庭的にと育てられるので、知らず知らずに男女の立場も異なってくるのでしょう。
つまり、たとえ脳ミソの違いであっても、成長過程の違いがあったとしても、
男女がお互いに相手を「自立した一人の大人」として尊重すれば、気持ちよく会話がはずむようになるのではないでしょうか(・・・と自分に言い聞かせてみるw)
おわりに・・・
男性のアドバイスは、ときに頼もしく感じます。特に一刻を争うときの判断力と実行力には脱帽です。役所の窓口などでも淡々と理論的に説明してくれるので、分かりやすいですね。こういうところは、女性の私も真似したいなぁと思います ♪
女性の細やかな気遣いにも、いつも助けられます。相手の気持ちを大切にして笑顔で接してくれたときは心から癒されますね。入院中、女性の看護師さんに優しくされると、まるでお母さんがそばにいるかのように安心したのを覚えています ♪
自分は(一応)女として生まれましたが、社会で自分の地位を守ろうと頑張っていたときよりも、家庭で高次脳機能障害の夫を支える立場になった今の方が、生きがいを感じます。何というか、これが一番自然な形でしっくりくるんですよね。
もちろん、こればっかりは人によって与えられた役割が違いますが ♪
もしも、この世に男性しかいなかったらどうなる?女性しかいなかったら?きっと世界は殺伐としてしまうでしょうね。いや、その前に生命が途絶えるか (笑)(笑)
本日も、最後までお付き合いくださってありがとうございました (^_-)-☆
聖書のみことば
~彼の助け手~ 創世記 2・18~23
神である主は仰せられた。「人が、ひとりでいるのは良くない。わたしは彼のために、彼にふさわしい助け手を造ろう。」神である主は土からあらゆる野の獣と、あらゆる空の鳥を形造り、それにどんな名を彼がつけるかを見るために、人のところへ連れて来られた。人が生き物につける名はみな、それがその名となった。人はすべての家畜、空の鳥、野のあらゆる獣に名をつけた。しかし人には、ふさわしい助け手が見つからなかった。神である主は深い眠りをその人に下されたので、彼は眠った。そして、彼のあばら骨の一つを取り、そのところの肉をふさがれた。神である主は、人から取ったあばら骨をひとりの女に造り上げ、その女を人のところへ連れて来られた。人は言った。「これこそ、今や、私の骨からの骨、私の肉からの肉。これを女と名づけよう。これは男から取られたのだから。」